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分子量 ぶんしりょう molecular weight

翻訳|molecular weight

7件 の用語解説(分子量の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

分子量
ぶんしりょう
molecular weight

相対分子質量 relative molecular massともいい,1996年,国際純正・応用化学連合 (IUPACユーパック) によって正式名称に採用された。質量数 12の炭素原子の質量の 12分の1で,分子の質量を割ったもの。

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デジタル大辞泉の解説

ぶんし‐りょう〔‐リヤウ〕【分子量】

分子の質量の相対的な値。分子を構成する原子原子量の和に等しい。

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百科事典マイペディアの解説

分子量【ぶんしりょう】

分子を構成する原子の原子量の和。すなわち分子の質量の比較値である。気体ではその蒸気密度を測定し状態方程式から,溶液とすることのできるものではその氷点降下沸点上昇などから大体の値を求めることができる。
→関連項目化学式量グレアムの法則

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栄養・生化学辞典の解説

分子量

 相対分子質量ともいう.Mrと略す.1969年にIUPAC(International Union of Pure and Applied Chemistry)は,従来分子量といっていたものを相対分子質量というように提案した.分子の特性の一つで,その分子の相対的質量を表し,炭素12の質量を12として表示される.アボカドロ数の分子数の分子の質量はその分子量をg数で示した値になる.

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶんしりょう【分子量 molecular weight】

分子の相対的質量を表す次元のない量で,分子を構成する元素の原子量の総和である。例えば,水素Hの原子量は1.0,酸素Oの原子量は16.0であるから,水H2Oの分子量は1.0×2+16.0=18.0である。実験的には,蒸気の密度,気体の流出,液体中の音速,溶液にしたときの溶媒の凝固点降下あるいは沸点上昇など,分子量と関連する物性の測定から決めることができる。質量スペクトルからは分子イオンの質量数が求まり,X線回折電子顕微鏡により結晶中で1分子の占める体積を見積もることができれば,それから分子量が求まる。

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大辞林 第三版の解説

ぶんしりょう【分子量】

分子の質量の相対的な値。分子を構成する原子の原子量の和。分子一モルの質量をグラム単位で表したときの数値にあたる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

分子量
ぶんしりょう
molecular weight

炭素12の原子1個の質量を正確に12とし、これを基準とした単位で分子の質量を表した数値をいう。以前は酸素分子の分子量を32.0000とする基準が用いられたが、1961年原子量改訂によって炭素12が基準となった。分子を構成している原子の原子量の総和に等しく、厳密にいえば、分子の実在することが確かめられているものについてだけ用いるべきである。たとえば、酸素についてはO2という分子の存在が知られており、その分子量は31.9988である。またベンゼンではC6H6という分子の存在が確かめられており、分子量は78.113である。
 これに対して分子の存在しないもの、あるいは共有結合による巨大分子などでは、普通の意味での分子量ということばは使えないが、その化学式についての原子量の総和をとり、化学式量chemical formula weightあるいは式量ということばを用い、これを分子量と同じ意味に使うこともある。たとえば、塩化ナトリウムNaClの結晶では、NaClという分子は存在しないが、その式量
  NaCl=22.98977+35.453=58.443
を用いる。
 分子量未知の物質は、気体では理想気体の状態式から、また不揮発性物質では溶液をつくり、その溶液の凝固点降下、あるいは沸点上昇などから実験的に概略値を求めることができる。さらに分析によってその物質の実験式を求め、実験式から概略値にあわせた分子式をつくり、その分子式の原子量の総和を正しい分子量の値とすることができる。ただし、分子量の大きい高分子化合物では、光散乱、浸透圧、拡散係数、沈降速度、粘度などを用いて測定することができるが、いろいろな分子の高分子が共存しているために、平均分子量となることが多い。[中原勝儼]

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