オイルリング軸受(読み)オイルリングじくうけ(英語表記)oil-ring bearing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オイルリング軸受」の意味・わかりやすい解説

オイルリング軸受
オイルリングじくうけ
oil-ring bearing

リングによって給油されるジャーナル軸受。軸に軸径より大きなリング (通常2つ割り) を掛け,その下部が油中に浸る構造になっていて,軸とともにリングも回転し,油を順次汲上げて軸から軸受面に給油する。一般には軸の周速度が毎分 20~600mの範囲で用いられる。高速になればリングがはねるので適用外となり,低速のときにはリングに付着する油量が少いので,リングの代りにチェーンを使用する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android