オウシュウアカマツ(その他表記)Pinus sylvestris; scotch pine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オウシュウアカマツ」の意味・わかりやすい解説

オウシュウアカマツ
Pinus sylvestris; scotch pine

マツ科マツ属の常緑針葉高木。陽樹。ヨーロッパ全域からシベリア,アムール地方に分布。樹高 29~30m,径 0.6~1.5m。粗い土壌や砂地などでもよく育つ。材は軽くて軟らかく耐朽性があり,建築材としてすぐれている。日本に輸入されるえぞ松,とど松,紅松とともに北洋材大半を占めている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む