オオミツバマツ

最新 地学事典 「オオミツバマツ」の解説

オオミツバマツ

学◆Pinus fujiii

マツ属の化石種。三葉松で球果は大型,長さ12~14cm,幅8~9cm,卵形非対称の基部をもつ。成熟すると基部に離層が発達するため,産出する化石では基部が欠けている。種鱗は多く,8:13の交走斜列をもつ。種鱗の先端の肥大部(apophysis)は,球果の基部で突出してそり返る。種鱗の肥大部の臍へそ(umbo)は鋭くとがりフック状になる。東海層群下部の土岐口陶土層と瀬戸陶土層はオオミツバマツを特徴的に産出するためオオミツバマツ層と呼ばれた。兵庫県の神戸層群,長野県の別所層,茨城県の金沢層群,埼玉県の揚井層,九州の古第三系からも産出。現在,Pinus tryfolisP. fujiiiシノニムとされているが,和名オオミツバマツは残された。参考文献T.Yamada et al. (2015) PLos One, Vol.10

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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