オクシリンコス・パピルス(その他表記)Oxyrhynchos papyrus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

オクシリンコス・パピルス
Oxyrhynchos papyrus

オクシリンコスはエジプトの村ベネサのギリシア名。 1897年以後 B.P.グレンフェル,A.S.ハント,イタリアの学者たちがこの地で発掘したギリシア,ラテン,エジプト,ヘブライシリアアラビアの各語で書かれた多数のパピルスをいう。およそ前 250~後 700年にわたる当時の都市,建物,生活,文化,またキリスト教初期の教義や制度などを知るうえの貴重な資料であり,『トマス福音書』やイエスの言葉 Logia Iesuなどを含む新約外典写本,失われていたピンダロスやメナンドロス,カリマルコスなどを含むギリシア古典文学の写本もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む