20世紀日本人名事典 の解説
オクラドニコフ アレクセイ
Okladnikov Aleksei Pavlovich
07の考古学者,民族学者
- 国籍
- ソ連
- 生年
- 1908年10月3日
- 没年
- 1981年
- 出生地
- 東部シベリア
- 学歴〔年〕
- イルクーツク教育大学卒
- 学位〔年〕
- 考古学博士
- 主な受賞名〔年〕
- ソ連国家賞〔’50年〕,レーニン賞〔’67年〕
- 経歴
- 1934〜38年レニングラードの国立物質文化史研究所で、P.エフィメンコに師事。’62年ノボシビルスク大学教授、’66年からソ連科学アカデミー・シベリア支部の歴史・文献学・哲学研究所所長を務めた。シベリア全域の考古学的研究を推し進め、レナ川、アムール川流域、中央アジア、モンゴルなど広範な地域を調査し、’50年中央アジアのテシク・タシ洞窟でネアンデルタール人の遺骨を発見したことで知られる。また、シベリアの岩壁画研究も重要な業績の一つである。著書に「ヤクーチャ古代史概説」「黄金のトナカイ」など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報