オトシ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オトシ」の意味・わかりやすい解説

オトシ

日本音楽の用語。「落し」の字をあてる。 (1) 義太夫節その他の浄瑠璃で,一応の終止感をもつ漸次緩徐となる下降旋律をいう。その種類はいろいろあり,種目によっても相違がある。 (2) 山田流箏曲においては,長唄三味線のナガシに相当する同一音を次第にアッチェレランドして弾く技法をいう。キザミともいう。 (3) 生田流箏曲では,組歌などで声を1オクターブ低くすること。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む