オドベノケトプス

最新 地学事典 「オドベノケトプス」の解説

オドベノケトプス

学◆Odobenocetops

セイウチに収斂したかのような風貌の,中新世後期〜鮮新世のハクジラの属。後下方へ伸びる,左右非対称な大きさの牙(上顎切歯)をもち,右側の牙が長大である。当時のペルー近海を泳いでいた。2種が知られており,そのうち1種には,頭骨の構造から,ハクジラの証ともいえるメロン(音波発信関連器官)がないことが推測されている。メロンがない代わりに両眼視を行なっていたと考えられている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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