知恵蔵mini 「オリオン座流星群」の解説 オリオン座流星群 毎年10月、ハレー彗星が残した宇宙塵の中を地球が通過する際に、宇宙塵が大気圏に突入して発生する流星群。流星群とは、軌跡が天球上のある一点を中心に放射状に広がるように出現する一群の流星のことで、オリオン座流星群は、北半球においてオリオン座から星が流れるように見える。同流星群は金星、火星、シリウスといった明るい惑星や恒星に彩られて、流星群の中でも有数の美しい光景が見られるのが特徴。流星は流星物質が時速約23万8000キロで地球の大気圏に突入することによって発生する。速度が速いと爆発し、上空で火の玉となる。大気圏内で爆発すると、尾のような流れを残し、地上からは一筋の光のように見える。2012年10月、同流星群は北半球の各地で観測され、ピークを迎えた21日未明には、1時間に25を超す流星が夜空を彩った。 (2012-10-24) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オリオン座流星群」の意味・わかりやすい解説 オリオン座流星群オリオンざりゅうせいぐんOrionids 10月 15~23日頃現れる流星群。5月のみずがめ座 η 流星群とともに,ハレー彗星と同じ軌道要素をもつ。スピードが速く,痕跡を残す。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by