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軌道要素 きどうようそorbital element

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

軌道要素
きどうようそ
orbital element

天体の運動の状態を表わすための要素。太陽系惑星公転状況は,(1) 軌道となる円錐曲線の離心率,(2) その半長軸の長さ,(3) 軌道傾斜 (軌道面と黄道面との間の角) ,(4) 昇交点の黄経,(5) 近日点の経度,(6) 近日点通過の時刻,の6要素によって決る。一般の星系で,中心星の質量が不明の場合は,(7) 公転周期,を加えることで任意の惑星の任意の時刻における位置および速度が算出できる。実視連星の場合は,黄道面に代えて天時面を用い,同様にして軌道要素が定められる。

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百科事典マイペディアの解説

軌道要素【きどうようそ】

惑星やすい星の空間的位置を決定するのに必要な6個の定数。軌道半長径,離心率,軌道傾斜(軌道面の黄道面に対する傾斜角),昇交点黄経近日点引数(昇交点から軌道面に沿って近日点まで測った角度),近日点通過の日時。

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世界大百科事典 第2版の解説

きどうようそ【軌道要素 orbital elements】

ケプラーの法則に従う天体の運動の状態を指定する6個の定数。ケプラー運動は惑星や衛星などの太陽系天体の運動の基本となっているので,軌道要素はこれらの天体の運動を表すものである。現実の天体の運動は,摂動によってケプラー運動からわずかにずれるが,軌道要素が時間とともに変動すると考えることによって,摂動の効果をとり入れることができる。軌道要素には,もっぱら摂動論の理論的研究に用いられる正準要素もあるが,最もよく使われているのはケプラーの軌道要素(ケプラー要素ともいう)であり,それについて述べる。

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大辞林 第三版の解説

きどうようそ【軌道要素】

天体の軌道を決定する要素。太陽を焦点として楕円軌道を描く惑星の場合は、軌道半長径・離心率・軌道傾斜角・昇交点の黄経・近日点引数・近日点通過日時の六つの量。

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