化学辞典 第2版 「オルト酸」の解説
オルト酸
オルトサン
ortho acid
中心原子とその酸化数が同じオキソ酸のうちで,中心原子に結合した酸素原子数が最多のものをいう.チオ酸でも同様である.ただし,IUPAC命名法ではオルトを付ける名称は,オルトケイ酸H4SiO4,オルトリン酸H3PO4,オルト過ヨウ素酸H5IO6のみに限られている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
中心原子とその酸化数が同じオキソ酸のうちで,中心原子に結合した酸素原子数が最多のものをいう.チオ酸でも同様である.ただし,IUPAC命名法ではオルトを付ける名称は,オルトケイ酸H4SiO4,オルトリン酸H3PO4,オルト過ヨウ素酸H5IO6のみに限られている.
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…(2)酸素酸の分類に用いられる。〈水の含有量(水化度)〉が最大のものをオルト酸(古くは正酸)という。たとえばリン酸H3PO4は正確にはオルトリン酸または正リン酸,水化度の低いHPO3はメタリン酸とよばれる。…
※「オルト酸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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