最新 地学事典 「オレネルス」の解説
オレネルス
学◆Olenellus
節足動物門三葉虫綱Redlichiida目の一属。少(胸)節矮尾型。頭鞍は長く,3対の側溝をもつ。顔線は腹面を走る。胸部は前胸部と後胸部に分かれ,前胸部の節数は15,後胸部の節数は30あるいはそれ以上。尾板はきわめて小さいが,尾節(テルソン)そのものではなく,複数節からなる。オレネルス亜目は,一般に最も原始的な形態をもつグループとみなされてきた。このグループはカンブリア紀前期に発展し,オレネルス区と呼ばれる古生物地理区(現在の北米や北欧などを含む)を形成した。カンブリア紀の示準化石。
執筆者:金子 篤
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

