おんぞろか(読み)オンゾロカ

デジタル大辞泉 「おんぞろか」の意味・読み・例文・類語

おん‐ぞろ‐か

[連語]《「恩候か」の意からか》もちろん。言うまでもなく。
「さう申すは―なり」〈耳底記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「おんぞろか」の意味・読み・例文・類語

おん‐ぞろ‐か

  1. 〘 副詞 〙 いうまでもなく。いうもおろか。もちろんのこと。
    1. [初出の実例]「又こなたしうづれが、さう申すはおんぞろかなり」(出典:耳底記(1602))

おんぞろかの補助注記

原義は、「恩とすべきであろうか、いやそうではない、当然の事だ」の意の「恩候か」であろうという。一説には「鬼で候か」の変化した語ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む