おんぞろか

精選版 日本国語大辞典 「おんぞろか」の意味・読み・例文・類語

おん‐ぞろ‐か

〘副〙 いうまでもなく。いうもおろか。もちろんのこと。
耳底記(1602)「又こなたしうづれが、さう申すはおんぞろかなり」
[補注]原義は、「恩とすべきであろうか、いやそうではない、当然の事だ」の意の「恩候か」であろうという。一説には「鬼で候か」の変化した語ともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「おんぞろか」の意味・読み・例文・類語

おん‐ぞろ‐か

[連語]《「恩候か」の意からか》もちろん。言うまでもなく。
「さう申すは―なり」〈耳底記〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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