オープン・チューニング(読み)オープンチューニング

音楽用語ダス 「オープン・チューニング」の解説

オープン・チューニング[open tuning]

通常チューニングは、クラシック・ギターからエレクトリック・ギターに至るまで高い音の弦(1~6弦)からE/B/G/D/A/Eというスタンダード・チューニングを行うのが普通。しかしあるキーに合わせて、すべての弦をあるコードに合わせチューニングしたものをオープン・チューニングという。つまり全弦どこも押さえずに開放弦で弾いたときに、それだけであるコードの音が出る。たとえばその全弦開放弦を弾いたとき、それがGのコードであればそれをオープンGチューニングと呼ぶ。このチューニングの利点は決められたキーの中でよく共鳴すること、また、ハイ・ポジションでプレイしているときでも、ベース音を開放弦で鳴らすことができること等が特長。簡単なコード進行ロックスライド・ギターの時によく用いられる。

出典 (株)ヤマハミュージックメディア音楽用語ダスについて 情報

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