デジタル大辞泉 「オーロラ爆発」の意味・読み・例文・類語 オーロラ‐ばくはつ【オーロラ爆発】 極域で見られるオーロラの中でも、特に明るく活動的なオーロラ。まれにしか見られず、その継続時間は5分から10分程度。通常のオーロラは、地球に降り注ぐ高エネルギー電子が、地上からの高さが100~300キロメートルで酸素原子や窒素分子のイオンと衝突して、それぞれ赤や緑や紫の光を放つ。一方、オーロラ爆発では、電子のエネルギーが高く、かつ大量に降り注ぐため、より地上に近い高さ80キロメートル付近で窒素分子とぶつかり、桃色の光を放つ。オーロラブレークアップ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「オーロラ爆発」の解説 オーロラ爆発 太陽風と地球磁場の影響により北極・南極の成層圏より上空で起こる発光現象「オーロラ」の中で、夜空の一点から突然光が噴出し多彩に変化しながら空全体に広がっていき、まるで空が破れる(breakup)ように見えるもの。発生原因・過程などはよくわかっておらず、数分間続く異常に激しいオーロラといったこと以上の明確な定義もない。 (2013-4-11) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報