精選版 日本国語大辞典 「お寄」の意味・読み・例文・類語
お‐より【御寄・小を寄】
- 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 「およりこう(御寄講)」の略。
- [初出の実例]「自門徒・他門徒をかりまぜ、をよりをむすび、たうざの出銭にてはとづかぬことにて候也」(出典:本福寺跡書(1560頃)大宮参詣に道幸〈略〉夢相之事)
- 「ゆびの出る足袋が小寄の講かしら」(出典:雑俳・柳多留‐二(1767))
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...