お染の七役(読み)おそめのななやく

精選版 日本国語大辞典 「お染の七役」の意味・読み・例文・類語

おそめのななやく【お染の七役】

  1. 歌舞伎お染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)」の通称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「お染の七役」の解説

お染の七役
(通称)
おそめのななやく

歌舞伎・浄瑠璃外題
元の外題
お染久松色読販 など
初演
文化10.3(江戸森田座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のお染の七役の言及

【お染久松色読販】より

…3幕8場。通称《お染の七役(ななやく)》。4世鶴屋南北作。…

【早替り】より

…特に怪談物に多く,たとえば《東海道四谷怪談》におけるお岩と小仏小平の早替りなどがその例である。また,《お染の七役》のような,早替りそのものが眼目となる脚本も出現した。これらの影響で《忠臣蔵》《安達原》《妹背山》などにもこの演出を採り入れて演ずることが行われた。…

※「お染の七役」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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