森田座(読み)モリタザ

精選版 日本国語大辞典 「森田座」の意味・読み・例文・類語

もりた‐ざ【森田座・守田座】

  1. 江戸時代歌舞伎劇場江戸三座の一つ。万治三年(一六六〇)、森田太郎兵衛が創設。翌年養子の森田勘彌に座元を譲り、代々の勘彌によって歌舞伎興行が続けられた。安政三年(一八五六)、森田を守田に改めた。創設の地は木挽町(東京都中央区銀座六丁目)。天保改革により猿若町に移る。明治五年(一八七二)新富町に移り、同八年新富座と改名

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旺文社日本史事典 三訂版 「森田座」の解説

森田座
もりたざ

江戸の歌舞伎劇場。江戸三座の一つ
「守田座」とも書く。1660年に森田太郎兵衛が江戸木挽 (こびき) 町に創設。11代目勘弥が森田を守田に改めた。明治時代に入り新富座となった。

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