精選版 日本国語大辞典「お染久松色読販」の解説
おそめひさまつうきなのよみうり【お染久松色読販】
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…最初の劇化は同月大坂荻野八重桐座の歌舞伎《心中鬼門角(しんじゆうきもんかど)》であるが,次いで歌祭文を通じて一般に流布され,やがて紀海音の浄瑠璃《お染久松袂の白しぼり》(同年4月以前,大坂豊竹座)に至ってその定型が確立した。その後,人形浄瑠璃では《染模様妹背門松(そめもよういもせのかどまつ)》や《新版歌祭文》,歌舞伎では《お染久松心中》《お染久松色読販(うきなのよみうり)》や《是評判(これはひようばん)浮名読売》等の諸作が繰り返し上演されている。その他,清元の所作事には《道行浮塒鷗(みちゆきうきねのともどり)》(《お染》)がある。…
…この年7月に出された法令(狂言中府内地名の使用禁止,衣裳小道具法度,糊紅の使用禁止など)に抵触するところあってか,《謎帯》は興行を中絶した。幕府当局からの狂言差止めは1812年(文化9)1月市村座《色一座梅椿(いろいちざうめとしらたま)》でも惹起し,その年中不当りが続いたが,翌13年3月森田座での《お染久松色読販(うきなのよみうり)》(半四郎のお染の七役)は大当りを占めた。 後期の代表作には,半四郎の〈女清玄〉の《隅田川花御所染(すみだがわはなのごしよぞめ)》(1814年3月市村座),お六・八ッ橋(二役,半四郎)と願哲(幸四郎)の《杜若艶色紫(かきつばたいろもえどぞめ)》(1815年5月河原崎座),公卿の息女が宿場女郎に転落した巷説を舞台化した《桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしよう)》(1817年3月河原崎座),俳優の日常生活を舞台化した〈世話の暫〉の《四天王産湯玉川(してんのううぶゆのたまがわ)》(1818年11月玉川座),菊五郎,幸四郎の亀山の仇討《霊験亀山鉾(れいげんかめやまぼこ)》(1822年8月河原崎座),菊五郎,半四郎,団十郎の不破名古屋と権八小紫の《浮世柄比翼稲妻(うきよづかひよくのいなずま)》(1823年3月市村座),清元《累(かさね)》を含む《法懸松成田利剣(けさかけまつなりたのりけん)》(1823年6月森田座),その最高傑作である《東海道四谷怪談》(1825年7月中村座),深川五人斬事件を劇化した《盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)》(1825年9月中村座),また番付にみずから一世一代と銘うった最後の作《金幣猿嶋郡(きんのざいさるしまだいり)》(1829年11月中村座)などがある。…
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