お神酒(読み)おみき

精選版 日本国語大辞典 「お神酒」の意味・読み・例文・類語

お‐みき【御神酒・大御酒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 神前に供える酒。
    1. [初出の実例]「おみきをまいりまらせう」(出典:虎明本狂言・鈍根草(室町末‐近世初))
  3. 単に酒をしゃれていう語。
    1. [初出の実例]「勝手より御三寸(オミキ)出せば次第に酔心」(出典浮世草子好色一代男(1682)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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