かかるに

精選版 日本国語大辞典 「かかるに」の意味・読み・例文・類語

かかる‐に

  1. 〘 接続詞 〙 ( 「かくあるに」の変化したもの ) 先行事柄の行なわれているうちに、または、ひき続いて後行の事柄が起こることを示す。こうしているうちに。こうしているところに。
    1. [初出の実例]「うたとのみ思ひて、そのさま知らぬなるべし。かかるに、今すべらぎの天(あめ)の下しろしめすこと、よつのとき、ここのかへりになんなりぬる」(出典古今和歌集(905‐914)仮名序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 接続詞 実例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む