普及版 字通 「カ・すあな」の読み・字形・画数・意味
13画
[字訓] すあな
[説文解字]
[字形] 形声
声符は果(か)。果につぶらなるものの意がある。〔説文〕七下に「なり。中をと曰ひ、樹上をと曰ふ」とする。鳥の営巣することをまた臼(かきゅう)という。
[訓義]
1. す、すあな。
2. すあなのようなへや、へや。
3. 窩・科・坎と通じ、あな、くぼみ。
4. 形が似ているので、花ぶさ、ますがた。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 トリノス・ハナノシベ・ス 〔字鏡集〕 ス・トリノス・スミカ・アナノナカノス・アナ・スナシ・ハナノシベ
[語系]
・科khuaiは同声。窩uai、坎khamも声義近く、みな同系で空・穴の意がある。
[熟語]
臼▶・窟▶・闕▶・坐▶・子▶・巣▶・叢▶・段▶・名▶
[下接語]
一・印・営・燕・花・危・旧・臼・結・虎・巧・・巣・団・竹・雕・鈿・土・盤・蜂
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報