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かし カシ

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デジタル大辞泉の解説

かし[終助・副助]

[終助]呼びかけや命令の文末に付いて、強く念を押したり、同意を求めたりする意を表す。…ことだ。…よ。
「国王の仰せ言を背(そむ)かば、はや殺し給ひてよ―」〈竹取
[副助]副詞「なほ」「よも」「さぞ」などに付いて意味を強める。
「おとと様がよもや―お殺しなされてよいものか」〈浄・祇園曙〉
[補説]から派生した近世の用法。現代語「さぞかし」に残る。

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大辞林 第三版の解説

かし

( 終助 )
〔係助詞「か」の終助詞的用法に強調指示の副助詞「し」が付いてできたもの〕
文末にあって、念を押し、意味を強める意を表す。 「まことのうつは物となるべきを取出ださむにはかたかるべし-/源氏 帚木」 「われはこのごろわろきぞ-/更級」 「そらに申し侍らば、本草に御覧じあはせられ侍れ-/徒然 136
「さ」「いざ」などの語に付いて、応答のことばとして用いる。 「いざ-、ねぶたきに/源氏 若紫
( 副助 )
から転じて文中に用いられるようになったもの〕 副詞に付いて、意味を強める。 「主の娘を勾引かどわして、淫奔いたずらかわく学問は、なほ-聞きも習はぬと/浄瑠璃・袂の白絞」 〔は、中古にはかなり自由に用いられたが、中世以降は、主として「活用語の命令形+かし」「ぞ+かし」などの形で用いられるようになる。は近世に現れた用法。現代語では、副詞「さぞかし」の「かし」にの残存形が見られる〕

出典|三省堂
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