かたくら下がり(読み)かたくらさがり

精選版 日本国語大辞典 「かたくら下がり」の意味・読み・例文・類語

かたくら‐さがり【かたくら下】

  1. 〘 名詞 〙 片一方が下がっていること。
    1. [初出の実例]「酒にゑひて帰り、いねたる体、敷居に肩を置き、あたまを下にさげたり。〈略〉身の内大略は酔うたれども、頭がいまだ酔はぬほどに、酒をよくめぐらさんと、わざと片くらさがりに寝て居るものを」(出典:咄本・醒睡笑(1628)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む