カタンツァロ(その他表記)Catanzaro

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カタンツァロ」の意味・わかりやすい解説

カタンツァロ
Catanzaro

イタリア南部,カラブリア州の州都で,カタンツァロ県の県都。イタリア半島先端より北東約 130km,標高 340mにある。 10世紀ビザンチン帝国の町として創設。 17~18世紀には絹織物で知られ,ナポレオン戦争イタリア統一運動では重要な役割を果した。町にはバロック様式の聖ドメニコ修道院や美術館がある。ふもとのカタンツァロサラの鉄道の駅までケーブルカーが通じている。農産物集散地で,化学工業がある。人口9万 3464 (1991推計) 。

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世界大百科事典(旧版)内のカタンツァロの言及

【カラブリア[州]】より

…面積1万5080km2,人口208万(1994)。州都はカタンツァロCatanzaro。長靴形のイタリア半島のつま先にあたる部分を占め,南北に細長い。…

※「カタンツァロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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