《Duomo di Catania》イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の都市カターニアにある大聖堂。正式名称はサンタガタ大聖堂。カターニアの守護聖人アガタを祭る。11世紀末、シチリア伯ルッジェーロ1世により建造。17世紀末の大地震で大きな被害を受け、後陣のみ建造当初の姿を留める。18世紀にシチリア出身の建築家ジョバンニ=バティスタ=バッカリーニによりバロック様式のファサードやブロンズ製の祭壇がつくられた。エトナ山の噴火の様子を描いたフレスコ画のほか、作曲家ビンチェンツォ=ベッリーニの墓がある。