ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カドワロン」の意味・わかりやすい解説
カドワロン
Cadwallon; Ceadwalla
[没]633
イギリス,アングロ・サクソン時代のウェールズ北部のグゥイネド王。七王国の一つのマーシア王ペンダと結び,632年ノーサンブリアのエドウィンを破ったが,のち敗死。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…以後のウェールズの歴史は,イングランドとの絶えざる闘争のうちに,しだいに自立を失っていく歴史である。 7世紀前半グウィネッズの王カドワロンは,当時アングロ・サクソンの七王国に覇をとなえていたノーサンブリアを撃破して威を示したが,彼はまもなく敗死し,ウェールズ人のブリタニア回復の望みは断たれた。8世紀後半にはイングランドのマーシア王オファは,ほぼ今日のウェールズ国境に長大な土塁を築いてウェールズ人の反撃を封じた。…
※「カドワロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...