デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「カニクシアイノ」の解説 カニクシアイノ ?-? 19世紀中ごろの北蝦夷(えぞ)地(サハリン南部)の有力者。松浦武四郎の「近世蝦夷人物誌」によると,タライカ人の風俗をした偉丈夫で,コタンケシにすみ,ウイルタ,ニブヒなど他の少数民族を支配していた。1853年同地にきたロシア人にアイヌが使役されるのをみて,この島の神の恥だ,といかったという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例