カラサン寺院(読み)カラサンじいん

世界の観光地名がわかる事典 「カラサン寺院」の解説

カラサンじいん【カラサン寺院】

インドネシアジャワ島ジョクジャカルタの東16km郊外、ロロ・ジョングラン寺院の南西2kmにある大乗仏教の寺院。778年、ヒンドゥー教徒のパンチャパナ王と仏教徒のシャイレンドラ王朝王女の結婚を機に建立されたといわれている。当時のジャワ島にはヒンドゥー教を信奉する王朝と、大乗仏教を信奉する王朝が並立していた。壮大な寺院外壁の美しいレリーフには、ヒンドゥー文化の影響も色濃く残っている。◇正式名称は「Kalasan Temple」。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む