カラベリー結節(読み)カラベリーけっせつ(その他表記)Carabelli tubercle

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラベリー結節」の意味・わかりやすい解説

カラベリー結節
カラベリーけっせつ
Carabelli tubercle

上顎大臼歯の舌側近心咬頭の舌側にできる過剰結節。 1842年に G.カラベリーが初めて記載したためこの名がある。多くは第1大臼歯にみられる。痕跡ほどのものから完全な咬頭で歯髄腔をもつものまで,発達の程度が異なる。出現率ヨーロッパ人 11.2~17.4%,日本人 13.1~29.3%,ニグロイド 5.87%との報告がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android