ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カラベリー結節」の意味・わかりやすい解説 カラベリー結節カラベリーけっせつCarabelli tubercle 上顎大臼歯の舌側近心咬頭の舌側にできる過剰結節。 1842年に G.カラベリーが初めて記載したためこの名がある。多くは第1大臼歯にみられる。痕跡ほどのものから完全な咬頭で歯髄腔をもつものまで,発達の程度が異なる。出現率はヨーロッパ人 11.2~17.4%,日本人 13.1~29.3%,ニグロイド 5.87%との報告がある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by