有機元素分析で二酸化炭素を定量的に吸収させるために用いられる容器.有機化合物を燃焼して生成した二酸化炭素は,30~50% 水酸化カリウム溶液を入れたカリ球で定量的に吸収させる.このカリ球は化学はかりを用いて,二酸化炭素重量を測定して炭素含有率を求める.種々の形状のものが考案されており,代表的なものにウィンクラーカリ球,ガイスラーカリ球,リービッヒカリ球,ワンデルブルクカリ球がある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…海藻灰(主成分はK2CO3)をあらわすアラビア語qāliに由来。カリ球,酒精加里などと呼ぶ場合のカリは水酸化カリウム(苛性カリ)を意味する。カリウムの略称として塩化カリ,炭酸カリ,過マンガン酸カリのように呼ぶことがあるが,正しくは〇〇カリウムと呼ぶのがよい。…
※「カリ球」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新