カワキコウジカビ(その他表記)Aspergillus tonophilis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カワキコウジカビ」の意味・わかりやすい解説

カワキコウジカビ
Aspergillus tonophilis

不完全菌類モニリア目,コウジカビ属の1種。このカビはガラス (レンズなど) ,フィルム,金属 (刀剣など) 上のわずかな有機物の上に,空気中に一定の湿気があると成長する。その結果ガラス面やフィルムには曇りが生じ,金属には錆が生じる。

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世界大百科事典(旧版)内のカワキコウジカビの言及

【コウジカビ(麴黴)】より

…クロカビA.niger V.Tieghem(英名black mold)も餅,米飯,パンなどにごく普通である。応用性の高い反面,有害菌もあり,フミガツスコウジカビA.fumigatusは40℃でよく生え,鳥類(ときに人体)の肺に生えて病気(アスペルギルス病)をおこし,カワキコウジカビA.glaucus群はやや乾いたものを好むので,塩分や糖分の多い食品や皮革製品,レンズなどに発生することが多い。ニホンコウジカビに近いフラブスコウジカビA.flavusはカイコをはじめとする昆虫のこうじかび病をおこし,有毒のアフラトキシンを生産し,マイコトキシン研究の端緒となった。…

※「カワキコウジカビ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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