カン・ケン・つらぬく・まとう

普及版 字通 の解説


16画

[字音] カン(クヮン)・ケン
[字訓] つらぬく・まとう

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(かん)。(環)の初文。〔説文〕十二上に「(くわん)なり」とあって、貫く意。貫きつように身に着甲することをいう。

[訓義]
1. つらぬく、まとう、身につける。
2. つなぐ。

[古辞書の訓]
名義抄 ツラヌク・カキアグ・キル・ヨロヒ・コロモキル・スル・ヨハシ

[語系]
hoan、貫kuan、關(関)koanは声義近く、みな貫通の意がある。

[熟語]

[下接語]
・親

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android