カンダケ(その他表記)Kandakē

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カンダケ」の意味・わかりやすい解説

カンダケ
Kandakē

現スーダンにあったナイル川流域の古代王国メロエの王妃皇太后称号。この称号は前1世紀から1世紀にかけての史料に現れる。新約聖書 (使徒行伝8・27) には,30年代前半のカンダケの一臣下が受洗したと記されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android