カンティセ山脈(読み)カンティセさんみゃく(その他表記)gangs ti se; Gandisê shanmai

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カンティセ山脈」の意味・わかりやすい解説

カンティセ(岡底斯)山脈
カンティセさんみゃく
gangs ti se; Gandisê shanmai

中国西部,チベット (西蔵) 自治区南西部にある山脈ヒマラヤ山脈の北方をほぼ平行して東西に延びる。長さ約 600km。北東のニェンチェンタンラ (念青唐古拉) 山脈と連なってトランスヒマラヤ山脈を形成している。標高 6000m前後で,最高峰のカンリンポチェ (岡林波斉) 山 (カイラス山) は 6714m。ヒマラヤ山脈との間には,東部はブラマプトラ川の上流ヤルン川,西部はインダス川の支流サトレジ川の上流が谷を刻む。またカンリンポチェ山北斜面からはインダス川の源流センゲカンバプ (森格喀巴布) 川が流出する。西麓のミサル (門士) には炭鉱が開発されている。北方にはチベット高原でも特に高所のチャンタン (羌塘) 高原が続く。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む