普及版 字通 「ガイ・とざす・とどめる」の読み・字形・画数・意味
14画
[字訓] とざす・とどめる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(亥)(がい)。〔説文〕十二上に「外より閉づるなり」とあり、(けい)字条十二上に「外閉の關なり」とあるのを参考すると、関鍵の類である。〔段注〕に礙と声義同じとし、〔一切経音義、一〕に引く郭璞説に、を古文の礙とする説がある。
[訓義]
1. とざす、かぎをかける。
2. かぎる、とどめる、ふさぐ。
3. 礙と通じ、さまたげる、そこなう。
4. と通じ、台階。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 アタツ・サカヒ・カザル・サハル・カギル 〔字鏡〕 カギカカル・カカル・サフ・サハル・サカヘリ・トドコホル・トドム・カクル・サカ・カギル・サハリ
[語系]
・礙ngは同声。は礙限のところをいう。
[熟語]
蔵▶
[下接語]
疑・九・拘・傷
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報