精選版 日本国語大辞典 「がくっと」の意味・読み・例文・類語
がくっ‐と
- 〘 副詞 〙 物が急に折れたり、取れたり、抜けたり、また、勢いを失ったり、落胆したりするさまを表わす語。「がくり」よりも急で強い調子の語。
- [初出の実例]「或る時にがくっと尻ごみしてみせる一種のもろさを持っている」(出典:われ深きふちより(1955)〈島尾敏雄〉)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...