ガッサーン王国(読み)ガッサーンおうこく(その他表記)Ghassān

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガッサーン王国」の意味・わかりやすい解説

ガッサーン王国
ガッサーンおうこく
Ghassān

南アラブの一部族ガッサーン族が,3世紀にシリア南部に移住し,やがてダマスカスの南東に建てた王国。その最盛期はハーリス2世 (在位 529~569) のときであったが,歴史的には東ローマ帝国のササン朝ペルシアに対する緩衝国としての役割を果した。 613/4年,ササン朝軍のシリア侵入によって事実上滅亡し,636年のアラブ・ムスリムによるシリア征服後,ガッサーン族はイスラムを受容した。

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