ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガット療法」の意味・わかりやすい解説 ガット療法ガットりょうほう つぼに手術用縫合糸 (ガット) を埋め込んで行なう治療法で,持続刺激を利用したもの。中国では「穴位埋線・結紮 (さつ) 療法」などと呼ばれており,胃・十二指腸潰瘍 (かいよう) ,気管支喘息 (ぜんそく) ,小児まひ後遺症などに用いられ,効果を上げている。日本では,東京の産婦人科医成沢亀一郎が「ガット療法」と名付け,婦人科領域に応用した結果を学会発表し,さらに他の領域にも用いて効果を上げている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by