ガメルスタード聖堂(読み)ガメルスタードせいどう(その他表記)The Church of Gammelstad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガメルスタード聖堂」の意味・わかりやすい解説

ガメルスタード聖堂
ガメルスタードせいどう
The Church of Gammelstad

スウェーデン北部,ルーレオーの旧市街にある聖堂。 1400年頃に建てられた石造りのもので,北部地方では最古の聖堂とされている。聖堂の周囲には,礼拝参加者向けの宿泊施設 (シュルクスタード) として 400軒あまりの小さな家が立ち並ぶ。 17世紀半ばにルーレオーの中心が現在の場所に移ったため,聖堂を中心とする地区は当時のままの姿をとどめている。 1996年世界遺産の文化遺産に登録。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android