文化遺産(読み)ブンカイサン

デジタル大辞泉 「文化遺産」の意味・読み・例文・類語

ぶんか‐いさん〔ブンクワヰサン〕【文化遺産】

前代から現代に伝わってきた、また、将来継承されるべき文化文化財
世界遺産分類の一。ベネチア万里の長城姫路城原爆ドームなどが登録されている。世界文化遺産。→世界遺産

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精選版 日本国語大辞典 「文化遺産」の意味・読み・例文・類語

ぶんか‐いさんブンクヮヰサン【文化遺産】

  1. 〘 名詞 〙 前の時代の文化財で、現在に伝わるもの。次の時代の文化の発展のために継承される文化。
    1. [初出の実例]「世界的な古典は、世界共通の文化遺産であって」(出典:文学の根本問題(1958‐59)〈中島健蔵〉一〇)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「文化遺産」の意味・わかりやすい解説

文化遺産
ぶんかいさん
cultural heritage

その社会の歴史なかで長期間にわたって維持継承されてきた文化要素の総体。そのなかには,(1) 物質文化 (道具機械建築物道路,上下水道など) ,(2) 精神文化 (哲学芸術科学技術社会思想など) ,(3) 制度的文化 (習俗慣習,制度,法律など) が区別される。

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