知恵蔵mini 「ガリンコ号」の解説 ガリンコ号 オホーツク・ガリンコタワー株式会社が北海道紋別市の紋別港で運航している、観光用の流氷砕氷船。船体先端部に「アルキメディアンスクリュー」と呼ばれるらせん状のドリルが装備されており、冬のオホーツク沿岸に押し寄せる流氷を砕きながら前進する。その光景は、「流氷とガリンコ号」として北海道遺産に登録されている。夏季には遊漁船としても用いられる。1987年、三井造船株式会社がアラスカ油田開発のための実験船として建造した船「おほーつく」を改造し、世界初の流氷砕氷観光船として初代「ガリンコ号」の運航を開始。97年より2代目の「ガリンコ号Ⅱ」が運航されている。 (2016-1-29) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
デジタル大辞泉プラス 「ガリンコ号」の解説 ガリンコ号 北海道紋別市の紋別港から発着する流氷砕氷観光船。ドリルで流氷を砕きながら前進する。初代のガリンコ号は全長24.9m、定員70名で、1987年から1996年にかけて就航。1997年以降は2代目のガリンコ号Ⅱ(全長35m、定員195名)が就航。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報