きなきな(読み)キナキナ

デジタル大辞泉 「きなきな」の意味・読み・例文・類語

きな‐きな

[副]あれこれと思い悩むさま。くよくよ。
「必ず―思はぬがよい」〈浄・盛衰記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「きなきな」の意味・読み・例文・類語

きな‐きな

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある ) あれこれと絶えず思いなやむさまを表わす語。くよくよ。
    1. [初出の実例]「さのみ物をばくはじとぞ思ふ かくせ共きなきなするや恋心」(出典:俳諧・新増犬筑波集(1643)油糟)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む