キノボリモドキ(読み)きのぼりもどき(その他表記)Philipin creeper

日本大百科全書(ニッポニカ) 「キノボリモドキ」の意味・わかりやすい解説

キノボリモドキ
きのぼりもどき
Philipin creeper

鳥綱スズメ目キノボリモドキ科に属する鳥の総称。同科Rhabdornithidaeはフィリピン諸島に限られた分布をし、2種が知られている。島に閉じ込められた遺存種と思われるが、キバシリ科亜科とする分類学者もあり十分に位置は決まっていない。キバシリによく似た形であるが、それよりも大きく全長15センチメートルほどで、頑丈な体つきをしている。全体にじみな茶褐色で、目を通る幅広い黒条がある。嘴(くちばし)は鋭くとがるが下方への湾曲はあまり目だたない。尾羽の先はキバシリのようにとがることはない。

 深い密林の中にすみ、樹洞に巣をつくる。キバシリのように樹幹をよじ登って、樹皮から虫をとって食べる。舌の構造から花蜜(かみつ)をなめ取ることもできると考えられている。

[中村登流]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む