キム・ハクヨン(読み)キム ハクヨン(英語表記)Kim Hak-yong

20世紀日本人名事典 「キム・ハクヨン」の解説

キム・ハクヨン
キム ハクヨン
Kim Hak-yong

07の小説家



国籍
韓国

生年
1938年9月14日

没年
1985年1月4日

出生地
群馬県多野郡新町

本名
金 広正(キム クァンジョン)

学歴〔年〕
東京大学工学部卒,東京大学大学院合成化学専攻〔’69年〕博士課程修了

経歴
在日韓国人2世。大学院在学中の1966(昭和41)年、吃音と在日韓国人の民族問題をテーマにした「凍える口」で文芸賞受賞。その後、「石の道」「夏の亀裂」などで第4回芥川賞候補となり在日作家として注目された。他の作品に「あるこーるらんぷ」「郷愁は終り、そしてわれらは…」「土の悲しみ」などがあり、韓国系新聞「統一日報」の論説委員もつとめた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android