最新 地学事典 「キャッツキル・デルタ」の解説
キャッツキル・デルタ
Catskill delta
米国ニューヨーク州北・東部,アパラチア山脈の中・上部デボン系の堆積地域。粒度組成の分化(西から東へ頁岩-砂質岩~厚い赤色岩相)の顕著なデルタ性堆積物で,アパラチア山脈に沿って西・南西方向に薄化。東縁部のキャッツキル山地の1,000m以上に達する赤色岩相地域は,北米地質学の創始期の研究地。化石は植物・非海生二枚貝・魚類などで扇状地的生物群。ヨーロッパの旧赤色砂岩に相当する。
執筆者:沖村 雄二
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

