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分化 ぶんかdifferentiation

翻訳|differentiation

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

分化
ぶんか
differentiation

生物の細胞分裂増殖し,成長する間に互いに構造や機能が特殊化する現象。一般的には比較的単一の系が,2つ以上の質的に異なる部分系に分離する現象をいう。

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デジタル大辞泉の解説

ぶん‐か〔‐クワ〕【分化】

[名](スル)
単一なものが進歩・発展するにつれて複雑に分かれていくこと。細分化。
社会事象が単純なものから複雑なものへと分かれ、組織などが分岐発展すること。
生物の細胞・組織器官形態や機能が特殊化し、特異性が確立していくこと。

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百科事典マイペディアの解説

分化【ぶんか】

生物学用語。発生しつつある胚の各部分が形態的・機能的に特殊化していく過程。形態的に1個の細胞にすぎない受精卵卵割により細胞の数を増し,やがて外胚葉と内胚葉が分化し,さらに発生が進むと中胚葉が分化し,各胚葉に器官が分化してくる。
→関連項目場(生物)

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岩石学辞典の解説

分化

底盤(batholith),餅盤(laccolith),シル(sill),岩脈(dike)などの貫入岩に用いる語で,二個以上の岩石型からなり,共通のマグマが貫入に先立った分化作用によってその場で発達したものである[Daly : 1914].

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栄養・生化学辞典の解説

分化

 受精卵が,細胞分裂を繰り返し,増殖して種々の組織器官を作っていく過程.もしくはその一部の過程を取り出していうことがある.

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世界大百科事典 第2版の解説

ぶんか【分化 differentiation】

生物の発生過程において,(1)一つのより単純な系または部分から,二つ以上の性質の異なる系または部分を生ずること,また(2)その直接的,間接的な結果として,新しい特性(分化形質)が発現してくることをいう。
[動物における分化]
 個体発生の過程に見られる最も早期のめざましい分化現象は,原腸形成に始まる胚葉分化の過程であるが,さらにこれに続く器官原基の形成期には,(1)の意味における分化が活発に行われる。 脊椎動物の骨格筋の発生を例にとって,その分化の過程を見てみよう。

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大辞林 第三版の解説

ぶんか【分化】

( 名 ) スル
単純なもの・等質なものが、複雑なもの・異質なものに分かれてゆくこと。 「学問がますます-する」
生物の発生の過程で、分裂増殖する細胞がそれぞれ形態的・機能的に変化して、役割に応じた特異性が確立していく現象。生物種族のたどる形態変化にもあてはまる。
〘心〙 条件づけにおいて、二つ以上の刺激の中の特定の刺激に対してだけ反応を形成すること。 ⇔ 汎化

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