きやり

精選版 日本国語大辞典 「きやり」の意味・読み・例文・類語

きやり

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることが多い )
  2. 胸などがさしこんで痛むさま。きやきや。
    1. [初出の実例]「胴突の胸へきやりと痞へもち」(出典:雑俳・鶯宿梅(1730))
  3. はっと驚くさま。また、心を動かすさま。びくり。
    1. [初出の実例]「をや子は一身なるほどに母が指をかうだほどに子がむねがきやりとしてあたってをぼえたぞ」(出典:玉塵抄(1563)二三)
    2. 「百桟敷戸の明くたびにきやりする」(出典:雑俳・柳筥(1783‐86)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む