精選版 日本国語大辞典 「きりきり舞い」の意味・読み・例文・類語
きりきり‐まい‥まひ【きりきり舞】
- 〘 名詞 〙 片足をあげて体を勢いよくまわすこと。また、そのように、忙しくあわてふためいて立ち働いたり、困難にぶつかってあわてたりすること。てんてこまい。〔東京語辞典(1917)〕
- [初出の実例]「帽子のやつ〈略〉酒屋の天水桶に飛び乗って、そこでまたきりきり舞ひをして桶のむかふに落ちたと思ふと」(出典:僕の帽子のお話(1922)〈有島武郎〉)
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...