ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ギョクチェアダ島」の意味・わかりやすい解説 ギョクチェアダ島ギョクチェアダとうGökçeada エーゲ海にあるトルコ領の島。旧称イムロズ島 İmroz Adası。歴史的にはインブロス島 Imbrosと呼ばれた。ゲリボル半島の南端から約 16kmに位置し,チャナッカレ県に属する。15世紀後半,オスマン帝国領となり,1912年第1次バルカン戦争(→バルカン戦争)中にギリシア軍に占領され,1923年トルコに返還された。山がちで,大部分は火山岩と新第三紀層の岩からなる。主要産物はコムギ,オリーブ,ブドウで,ブドウとワインは重要な輸出品目である。面積 279km2。人口 5943(2013推計)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報